「なに読んでるの?」「・・・ほん。」

あたしが日曜の夕方から出掛けるときは、もう100%と言ってよいくらいに図書館に行くのに決まっている。他に行くべきところも、行きたいところもないのだから。なのに出掛けに母が「どこいくの?」と聞くので、なんとなく「どこだってよいでしょ。」と言ってみた。
そういえば語学学校に通っていた頃「週末にすること」を話し合うことがあって「図書館に行く」と言ったら周り中から笑われました。世界の?(ヨーロッパの?)常識では週末に図書館に行くのはstrangeでcrazyなことらしい。今日の図書館はいつにもまして、ストレンジでクレイジーな暇人でごった返していた。
家に帰って、借りてきた本を眺めていたら「なに読んでるの?」と母。なんとなく「ほん」と答えた、まるで反抗期真っ盛りみたいな日曜日の夕暮れ。