「雑記」ハムスタが飼いたいの今日この頃

中学生のころ、ハムスターを飼っていました。ジャンガリアンハムスター。最初の一匹目は、はむた。二匹目はまめた、三匹目はムギちゃん。二匹目と三匹目の間に種ちゃんというハムスタがきたことがあったけどものすごく短命でした。
あれですね、2匹までは「ハムちゃんとマメちゃん」なんだけど3匹の世話をするとなるともはや「ハムスターたち」でひとくくり。
冬の初めに3匹とも次々に亡くなって(はむちゃんとまめちゃんは2年くらい生きました。)ものすごく悲しい思いをしたので、ふさふさする動物は飼わないと決めました。それ以来ふさふさする動物は飼ってません。
ふさふさしてなけりゃ、それほど情も移るまいと、高校生のとき、ミドリガメを縁日で買ってきました。なにより長生きするだろうと思ったのです。名前はエドワード・亀吉。はじめは単純に亀吉君だった彼ですが、ミドリガメとして売られているカメはミシシッピーアカミミガメというアメリカのカメなので、カメキチなんていう和風な名前ではいかんだろうということになり、急きょエドワード・亀吉になったのでした。そんなわけで私はカメを飼っています。
ひとつここに書いておかなければならないのは、今現在、私はカメがあまり好きではありません。好きではないというか、もう恐ろしくて仕方がない。いつガメラになるのだろうかと恐怖する毎日。

ハムスターのはなし。流しのしたの骨
「流しのしたの骨」という本(江國香織さんのほんのなかでいちばん好き)に出てくるかあさんは、誕生日に旦那さんにハムスターを買ってもらいます。
ハムスターの入った箱を渡された、かあさんは
「茶色と白のまだらですか?」
「ささやかで謙虚な、あるかなきかのかわいらしいしっぽをしているの。鼻はピンク色ですか。背中をなでるとビロードみたいにやわらかい?」
と聞きます。そして最後に「ウィリアムね」と言うの。
まぁ、実際こんなこと言うひとがいたらなんだかおかしいけれども、このシーンを読んでいると無性にハムスターがほしくなるのです。