はなのこと。

バイトの日。花束をふたつ、つくる。わりと、上手にできた!

夜、花束を買うお客さんは、男の人が多い。私にとっては、お客さんに作るただの花束に過ぎないのだけれども、お客さんにとっては、一世一代の大決心で買っていく花束ということもあり得る(たとえば、結婚を申し込む、とかね。)ので、やっぱり気は抜けないし、ちょっとでもすてきにできるようになりたいもの。

7時から11時まで、ひとりでやっているので、花束のお客さんがくるとやるべき仕事(水替え、水遣り、花のメンテ、レジ閉めなどの閉店作業)が進まず大変困るのですけれども、それでも上手に作れてお客さんが満足してくれているときは、やっぱりうれしい。

今日は、バラ一本とカスミソウいっぱいの花束を買っていったロマンティストなお客さん(見た目はわりと無骨なかんじなのです。)と、「500円で花束を作ってください!」と勇んできた若い男の子。
どの花にするか、どの色のリボンを結ぶかをものすごく真剣に考えていたので、思わず「彼女にプレゼントですか?」と聞いたら「いや、送別会で渡そうと思って」だって。その女の子のことが、きっと好きなんだろうなぁ〜!
なんだか、こっちまでうれしくなっちゃうできごとでした。