SHOW ME LOVE

aonoaoao2005-05-21

Show Me Love [VHS] [Import]
テレビを付けたらたまたま始まった、スウェーデン映画。スウェーデンの映画と言えばロッタちゃんやラスムス君、それからサイダーハウスルール、ショコラのラッセハルストレム監督のやかまし村シリーズ・・と挙げたらきりがないほど、牧歌的でステキな映画があるけれど。この映画はその牧歌的な日常に飽き飽きしている14歳の女の子のお話。青い春だっていう感じ。
将来モデルになりたいエリンと作家になりたいアグネス。エリンにボーイフレンドができたり、友達ができないことをアグネスが悩んだりしながら、ふたりは女の子同士だけれど惹かれあうのです。
ラストのシーンでエリンがアグネスにココアが入ったカップを渡して「ココアを作るのは苦手。粉を入れすぎて、どろどろになっちゃう。だから牛乳を足すのだけど、今度は牛乳を足しすぎて、大きなカップに移し変えなくっちゃならなくなるの。結局たくさんココアを飲むはめになるの。」というようなことを言うのです。それでエンドロールが流れてきちゃうので、あれ?これで終わり?って思ったりもしたけれど、このココアの話が象徴的。10代ってそんなかんじなんじゃないかね。加減を知らないからいろいろごちゃごちゃしちゃう。