ちとのこと

入学式のおはなしの中で「みどりのゆび」についてふれていた先生?がいて、それがふと心に残ったので、このあいだの日記のタイトルを「みどりのゆび」にしたら、それに反応したエコワっこがいたので、それについて。

みどりのゆび (岩波少年文庫)
「みどりのゆび」っていうタイトルの児童書があって、そのお話はたしか反戦っぽいおはなしかなんかで、読んだことないのでわからないけれど*1緑の指を持ったチト君が触れるとたちまち花が咲いて、チトが街中を花で溢れさせるっていうおはなし。ちょっと悲しいお話なんじゃないかなぁ。(たぶん、おそらく。あくまで憶測。)
 
グリーンフィンガーズ [DVD]その物語に由来してヨーロッパをはじめ、いろんな国で、植物を育てるのが上手な人のことを「グリーンフィンガーズ」と呼ぶのだそうだけれど、そういうタイトルの映画*2もあります。

私は2年間、園芸の学校で寮生活をしていたので、園芸や花や畑が好きな女の子をたくさん知っているけれど、そんな中でもほんの一握りの人間がほんとうに、緑の指をもっているのです。花が好きというより、花に愛されてるんじゃないかていう。

グリーンフィンガーと呼ばれる資格を得るには??っていう質問のこたえとして「花とはなしのできるひとになる」でどうでしょう?

ちなみにわたしの指は残念ながら、はだ色です。もしかして何年か、何十年かしたらみどり色になるかもしれない。そのときはどうかよろしく。

*1:子供の頃、あらすじを聞いて読んでみようかと、なんどか図書館で手にとって見たんだけれど、緑の指をもつ少年っていう設定がなんとなく恐ろしくて結局読まなかった。

*2:イギリスのガーデンが美しいすてきな映画です。