錦繍

錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)何度読んでもせつない。本当にせつない。
大切な人、何かがちょっとでも違ったら一緒に人生を歩んでいくことができた人、との再会。元には戻れない。それでも生きていかなきゃいけない。その中にも希望はあるし、お互いが小さな幸せの中にいるのなら、それでいいのかな。
自分が生まれた年に発行された本だけど、時代を感じさせず読める。