ハトの日

またまた昼ころ電話がかかってきて、バイトに呼び出される。断る理由もないし、あたしが早く行かなけりゃ、ただただ、あたしが忙しくなるってだけらしかったので、3時から行く。
あれをやって、これをやって、と段取りを立ててやるべきことをこなしていくのですが、その途中に「花束作って!」っていうお客さんが来たら、そのぶん仕事が終わらなくなるのですよ。それなのに、残業しちゃだめ!って言われて、いったいどうしたらいいのでしょうねぇ。仕方ないので11時でタイムカード押したけど、結局11時半過ぎまで薄暗い売り場でひとりで汗だくでばたばたしてたよ。その横では、違う売り場の子達がやることなくって、ぺちゃくちゃおしゃべりしていたので、なんだか悲しくなりました。かわいそう、あたし!誰も言ってくれないから自分で言うんだい。

今日最後にきたお客さんは、もしかしたらきっと、王国で王子様とお姫様をしているんじゃないかと思われる美しい姿のアメリカの人で、アンスリウムっていう南国のお花を一輪とはっぱを2本で花束を作ってと言われたので「え?これで?」と思いつつセロファンで巻いてリボンを付けたらなかなか素敵な花束になったので、びっくり。日本では考えられないような花合わせ。
最後にThank youと言った王子のスマイルが恐ろしくまぶしかったのでくらくらしました。
自分の英語に自信がなかったのでお会計のときに13を30って言っちゃったよ。間違えてもいいから大きな声でしゃべろう。これからは。