毎秒4千キロのスピードで

aonoaoao2006-03-30

宇宙は膨張しているらしい。眠たくなってから開いた本を読みきって、得た知識。眠気はすっかり遠のいて、気づけば深夜4時。お腹が減ったけど、お茶で我慢。

今日は、ホームセンターに行って、ハーブの苗を10個くらい買いました。欲張りすぎた感はあるけれど、どれも外せなかったんだい。イチゴの苗も2種類買ったので、収穫が楽しみ。

パイロットフィッシュ (角川文庫) アジアンタムブルーアジアンタムブルー」というのが、さっき読んだ本のタイトル。主人公はエっチな雑誌の編集者なのでなかなかあれなのですが、なかなかいいお話なのですよ。読むまで知らなかったけど、前に読んだ「パイロットフィッシュ」と続きもののお話でした。完全にべつの物語だけれども。時間軸的には「アジアンタムブルー」が先なのだけれど「パイロットフィッシュ」を読んでからでも、それはそれで間違えではない順番でした。ただ「アジアンタムブルー」を読んでから「パイロットフィッシュ」を読んでいたら、感じ方がまた違っただろうなぁ。

この人の本のテーマは「別れ」なのかな。この2作にしても「別れの後の静かな午後」「9月の4分の1」にしても、いろいろな別れが描かれている。いろんなかたちの別れがあって、それを克服するというか、受け入れるというか、そういうのがこの人のテーマなのかな。水溜りの写真を撮り続けるカメラマンのようなものなのかもね。ちょっと干渉的すぎるきらいはあるけれども、わたしは好き。